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11月9日(金)の4校時に図工室で、アキレオス先生が4年1組の子どもたちと図工の校長参観授業をしました。
単元名は「物語の絵を描こう!」
ねらいは「場面の様子や登場人物の気持ちが表れるような色の組み合わせや塗り方をみつけよう」です。

まず、アキレオス先生は、本時のめあて「場面の様子や登場人物の気持ちが表れるような色の組み合わせや塗り方を見つけよう」を確認しました。子どもたちの下書きを見ましたが、とても上手で驚きました。また、背景のテーマと色スケッチがありましたが、背景のテーマとは、例えば「テーマはカラッとした空や生き生きとした葉です」とか「(背景を通して)子ギツネを思う母さんギツネの強くてたくましい気持ち(を表したい)」といったような、背景を描くときにテーマとするもののことです。色スケッチとは、そのテーマを実現するために、小さめの紙に背景の試し描きをしたものです。

最初に、全体で交流しました。子どもたちは自由に友達の背景のテーマと色スケッチを見て回り、「背景のテーマを、友達はどんな色や塗り方で表しているのかなぁ」とか「自分のテーマに近い表し方をしている友達はいるかな」などと考えながら、いろいろな表現に触れていました。

 

次に、ペアで交流をしました。とても感心したのが、机を挟んで向かいあわせの2人組で、片方にはお店屋さんトークをさせ、もう片方にはお客さんトークをさせたことです。お店屋さんトークとは、自分の背景のテーマと色スケッチについて、お客さんにアピールをすることです。お店屋さんトークと名付けることにより、子どもたちは本当に画商のように、もしくは売り込みをする画家のように、自分の考え(背景のテーマ)や作品(背景の試し塗り)をお客さん役の子に熱心に語っていました。お客さんトークでは、それを聞くだけではなく、感想を言ったり、アドバイスがあったらそれを伝えることですが、全員が熱心にお店やさん役の子に伝えていて感心しました。
お客さんトークをする子は、フルーツバスケットの「フルーツバスケット」と言ったときのように、全員が空いている席に移動して座りました。とても自然に移動し、座った前の子どもの話をよく聞き、感想やアドバイスを熱心に伝えている姿はとても素晴らしかったです!
アキレオス先生が確認すると、「色が濃すぎるから薄く書いた方がいいよ」など、とても良いアドバイスをもらえたようです。

アキレオス先生は、4年2組で背景を描いたときに気がついたことを含めて、いくつか具体的な指導をした後、子どもたちに背景を描かせました。子どもたちは、お客さんトークのアドバイスを生かしながら、本当に熱心に背景を描いていました! 落ち着いて、でも、工夫を凝らしながら、一生懸命に描いている姿を見ているだけで、私は感動しました! 背景を描いた絵の写真を見てもらうとわかると思いますが、皆、とても上手でした!!

1時間だけの授業で、描く時間は必ずしも長くはなかったのですが、それでも時間が来ると子どもたちは黙って、でも、無駄な動きが少なく要領よく片付けていました! 瞬く間に片付けがおわり、ここでもとても感心しました!!

最後に、本時の感想を子どもたちに言ってもらいましたが、子どもたち自身がアドバイスを生かしながら、納得した背景を描くことができたことがわかりました!

図工の時間でも「学び合い」の授業を導入し、意味と意義のある話し合いをさせ、それを実際の絵を描く作業の中で生かさせることができたアキレオス先生の優れた指導力と、それに応えてとても素晴らしい「学び合い」をし、感心する態度で熱心に作業に取り組み、とてもレベルの高い仕上がりの背景を描くことができた子どもたちに大きな拍手を送ります!!