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6月20日(水)の2校時に、5年1組の教室で算数の校長参観授業を行いました。これは、初任者研修の算数の師範授業も兼ねていました。単元名は「小数のかけ算」で、ねらいは「純小数をかけると、積は被乗数より小さくなることを理解する」です。

担任の古屋先生は、本時の学習問題「1ℓの重さが400gの土があります。この土1.3ℓ、0.6ℓの重さは、それぞれ何gですか。」を板書し、子ども達はそれをノートに書き写しました。全員がしっかり書くことができ、本時の学習問題を把握しました。その上で、問題を解くポイントなる「1ℓの重さは400g」「1.3ℓと0.6ℓの時の重さを求める」の2つを押さえました。

次に、子ども達は「求め方の見通し」を考えました。それを発表し、「数直線を使うこと」と「言葉の式を使うこと」の2つであることを確認しました。特に、数直線が使えるのは比例している場合だけで、この問題が比例の関係になっていることを子ども達と一緒に丁寧に確認していました。

見通しの「言葉の式を使う」を取り上げ、全員で言葉の式を考えました。それを子ども達が発表し、
1ℓの重さ×土の量=土の重さ
ということを全員で確認しました。

5年生になって数直線を学習したばかりなので、土が1.3ℓの時の重さを求める数直線を古屋先生と子ども達で一緒に考え、土の重さを求める式が「400×1.3=」になることを確認しました。先生が教えるのではなく、一つ一つ質問し、子ども達はそれに答えながら「1ℓ」が基準になるので「1」を赤丸で囲むことや「1」が「1.3」になるためには「×1.3」をしていること、だから「400」も「×1.3」することなどを全員で共通理解しました。

次に、古屋先生の指導の下で、土が0.6ℓの時の土の重さを求める数直線を子どもたちは考え、子ども達が自分の考えを発表する中で、「400×0.6=」という式になることを全員で共通理解し、さらに次の2つの式を全員で確認しました。
400×1.3=520
400×0.6=240
1.3ℓの時の数直線と0.6ℓの数直線、さらに上記の2つの式を比較しながら、気がついたことを話し合いました。

違いを自分で考えた後、近くの友だちと話し合いました。話し合うことにより自分の考えがはっきりするとともに、違いに気づかなかった、もしくは勘違いしていた子どもも本時の学習のねらいとなっている違いに気づきます!

自力解決と話し合いの結果で気づいたことを発表し、次のようにまとめました。
「小数をかけるかけ算では、1より小さい数をかけると、積はかけられる数より小さくなる。」

このように学級全員で算数の真理を見つけ出す素晴らしい指導を行った担任の古屋先生とそれに応えて全員で協力して真理にたどり着き、最後まで真摯に取り組んだ子ども達に大きな拍手を送ります!!