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10月23日(月)の5校時に6年1組の教室で校長参観授業を行いました。算数の授業で、単元名が「長さの表し方を考えよう」で授業のねらいは「速さと道のりから時間を求める方法について理解することができる」です。

古屋先生が黒板に「台風が時速25kmで進んでいます。この台風が、沖縄県の石垣島から那覇市までの400km進むのにかかる時間を求めよう」と書きました。子ども達はそれをノートに写したのですが、とてもきれいに書き写すことができました。それは、枠を書くときには定規を使ってしっかり写すというだけでなく、サラサラときれいに速く書き写すことができました。丁寧にきれいであっても時間をかけて視写していたのではこれから中学校に進学して苦労すると思いますが、6年生は「速くきれいに」ということができるようになっていました!

古屋先生の指導の優れているのは、ここで既習事項として前時までに「速さを求める学習」と「道のりを求める学習」をしてきたことを確認していることです。その2つが今回の問題を解くための大きな鍵になっています。次に、この問題を解決させるための「見通し」を子ども達に考えさせていますが、その自力解決の時間もしっかり保障しています。また、その見通しをノートに書かせることにより、子ども達は自分の考えを明確にすることができます。次に、話し合った「見通し」を発表させました。数直線を使う考え、公式を使う考えの2つが出されました。ここで古屋先生は、公式を使うという考えについて、「速さ=道のり÷時間」と「道のり=速さ×時間」の2つの公式を具体的に確認しました。こうすることが解決のための具体的な見通しとなります。

自分の「見通し」をもとに子ども達は今日の問題を自力解決しました。子ども達がしっかり「見通し」を持つことができているので、すぐ取りかかることができました。すぐに取りかかることができるので、解決のための時間的な余裕がありました。さらに、一人一人を見回って、個々の学習をしっかり把握しています。

自力解決の後は、小グループで自分の考えを発表し、話し合いました。考えを小グループで話し合うことにより、自分の考えを明確にすることができ、友だちの考えも理解できます。そうすることによりコミュニケーション能力を育てることができ、さらに、学習内容を深く理解することができます。

次に、それぞれの考えを発表しました。黒板の前に出てきて発表したり、その考えを友だちに解釈させたり、工夫しながら全体の学び合いが深まるようにしていました。公式を使った考え方の発表時には、先生が補足説明し、それが本時のまとめにもなっていました。この学習で最も優れているのは、最後に「数直線を使った解法」と「公式を使った解法」のそれぞれの良さを考えさせていることです。その中から、公式を使うと「簡単」に解くことができること。数直線を使うと「比例の関係」がわかりやすいことを子ども達の意見で確認していました。先生が教えるのではなく、子ども達がそのことを発見することに大きな価値があります。

最後に学習感想を書いて終わりとなりました。この学習感想が本日の学習の「振り返り」になっています。

素晴らしい「学び合い」の指導をした古屋先生とその指導に応え、高度な学習を展開した6年1組の子ども達に大きな拍手を送ります!!