2年生のページ 平成29年度

2年生のページ 10月19日(木)2年2組で算数の研究授業をしました!

10月16日(月)の5校時に2年2組の教室で、算数の研究授業をしました。題材名は「新しい計算を考えよう」で第2次の第10時です。
本時のねらいは「5の段の九九の構成の仕方を理解する」です。

担任のアキレオス先生が、澤田屋さんの「キャラ玉」一箱5個入りを子ども達に示し、「1組の伊藤先生に頼まれて1箱に5個ずつ入っているキャラ玉を買ってきたのだけれど、何箱買ってきたのか忘れてしまったの。先生が買ったお菓子の数はいくつでしょう?」と問いかけました。子ども達は「それなら、お菓子の数は調べられない・・・」とか「何箱買ったのかわからないと、お菓子の数は調べられない」と言ったので「もし一箱買っていたら、お菓子の数は何個だろう?」と言うと、「5個」と答えました。さらに、子ども達は「もし2箱買っていたら、5×2で10個だ。」「1箱、2箱、3箱、4箱の時のお菓子の数を調べればいいんだ。」と言うので、アキレオス先生はそれを板書しました。そして「その時の式はどうなるの?」と問いかけると、「式は5×□箱です。」と答えたので、本時の学習課題「お菓子が1箱に5個ずつ入っています。1箱買った場合から9箱買った場合までの、お菓子の数を調べましょう」という課題を提示しました。実物のキャラ玉の箱を子ども達に示したり、伊藤先生から頼まれて買ったお菓子の数がわからなくたってそれを知りたいというシチュエーションも用意したりして、まさしく子ども達が動き出したくなる課題となっていました。

ペアごとに発表ボードを配布し、そこで1箱の場合から5箱の場合まで、式と答とどう考えたのかを書かせました。全部のペアが正しく答えることができ、写真にあるように
1はこのとき 5×1=5
2はこのとき 5×2=5+5=10
3はこのとき 5×3=5+5+5=15
4はこのとき 5×4=5+5+5+5=20
5はこのとき 5×5=5+5+5+5+5=25
と書くことができました。

ペアコミで発表ボードに書いた式と答、その考え方を黒板の前に出て発表しました。とてもしっかり発表することができました。

発表ボードの考え方を見て、子ども達は気がついたことを言いました。答が「5ずつ増えている」「5飛びで増えている」「1つ分の数が5だからそうなる」と発言していました。子ども達のその積極的な姿勢にとても感心しました。

ペア学習も入れながらさらに気がついたことを聞くと、次々に黒板のところに出てきて、「5+5+5+5+5の5+5を10と考えると、10+10+5の方が計算しやすい」とか「1つ前の答えに5を足すと次の答になる」など、計算しやすくするための様々な考えが出されました。その発表の仕方が、例えば「5+5は10ですよね!」とみんなの方を向いて言うと子ども達は声をそろえて「はい!」と答えるなど、顔と顔を向き合わせた受け答えになっていて、2年生なのに素晴らしい対話的な学習をしていました。そうした学習の後、先生は「前の式の答えに5を足せば、答えがわかる」とまとめました。

次にワークシートを使いながら、「6箱、7箱、8箱、9箱の時のお菓子の数を調べよう」と発問し、6箱の時から9箱の時まで自力解決させました。もちろんアキレオス先生がその間、子ども達に必要な支援をしていたことは言うまでもありません。答を発表した後、「5+5+・・・+5」のやり方と「10+10+・・・+5」のやり方、「前の答+5」のどれが一番いいやり方だろうと問いかけると、「『かんがえのちょきんばこ』にある『はやい・かんたん・せいかく・どんなときもつかえる』で考えると『前の答+5』だとおもいます。」という意見が出され、みんな納得していました。学習コーナーが子ども達の学習支援になっています。それを活用できる子ども達は素晴らしいですね!

本時の振り返りとして、5の段の九九の表を提示し、気づいたことを発表してもらいました。ここでも積極的に子ども達は黒板に出てきて発表し、「一の位が、0か5です。」とか「十の位は、1、1、2、2、3、3と順に増えています。」とか「5飛びで答が増えています」など、たくさんの発言がありました。それを先生は「本時の学習のまとめ」としてまとめました。

子ども達に学習感想を書かせたのですが、「最初は〇〇と思っていたけれども、△△さんの意見を聞いて□□の事に気づきました」という、友だちの意見や考えから自分の考えがどう変わったのかを記述するものが多かったです。これは学習感想としてとてもレベルの高いものです。素晴らしい「振り返り」であり、「この1年と半年で本当に力をつけたなぁ!」と感心しました。

最後に、先生から「何個買ったか思い出した! 舞鶴小学校の先生は23名だからその分買ったのよ!」「先生は何箱買ったと思う?」と聞き、子ども達は「5箱」と答え、その理由を子ども達に言わせて授業は終わりました。授業を参観した先生方全員が納得し、感心した授業となりました!!

その後、3時15分から授業研究会がありました。KJ法を活用したポスターセッション型の話し合いでしたが、みんな熱心に討議し、伊藤指導主事と高橋学力向上専門員からのご指導をいただきました。今回の授業が皆さんから絶賛を受けたことは言うまでもありません。

今回の授業をしたアキレオス先生と2年2組の子ども達に「本当に素晴らしい授業でしたよ」という賛辞を送るとともに、今回の授業は本校の低学年ブロックの先生方の共同研究の授業ですので、低学年ブロックの先生方に「先生方の知恵を結集した授業だからこそ、素晴らしい授業になりました。本当にお疲れ様でした。」という言葉を贈りたいと思います。今回の授業を通して、本校の先生方の指導力はより一層高まったと確信しています。そして、何よりも大変お忙しい中、本校のために素晴らしいご指導をいただいた高橋学力向上専門員と伊藤指導主事に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。