4年生のページ 平成29年度

4年生のページ 5月22日(月)4年2組の校長参観授業を掲載しました

5月19日(金)の4校時に、4年2組の校長参観授業をしました。算数のわり算の仕方の学習でした。

担任の布施先生から、導入の問題として「60個のキャンディーを3人に分けます。一人分は何個になりますか?」という問題が出され、みんなで考えました。10のかたまりを2つずつ分配すると三人に分けられますので、一人分は20個になることを確認しました。

次は、いよいよ本時の問題を提示しました。それは「72個のキャンディーを3人に分けます。一人分は何個になりますか?」という問題です。今回は計算の仕方を工夫しなければなりません。まず、全員が主体的に自力解決できるために解決の見通しを持つことができるよう、どういうやり方で考えればいいか質問しました。それに対して、「さくらんぼ計算でする」「3の段のかけ算を使う」「図を使う」の3つの意見が出されました。

今回、とても丁寧な見通しになっていると感じたのは、子どもたちに自分は3つのうちのどのやり方で解くのか手を挙げさせ、見通しをはっきり持たせたことと、さらに自力解決の手助けになるように上の写真のようなワークシートを用意したことです。

 

自分の解法の見通しが持て、ヒントのワークシートを手に入れた子どもたちは、積極的に問題を解いていきました。こうした準備をしてから自力解決させることが大切ですね! もちろん先生は、机間巡視をしながら、必要に応じて子どもたちに支援をしていました。これも全員が学習内容を理解できる授業にするために、大切なポイントです。

次に、自分の解いた方法と答えをペアコミしました。友だちに話すことにより、自分の考えをより深く理解することができるとともに、友だちの違った考えを知ることにより、多面的な思考を促すことができます。

今回の授業の特徴は、子どもたちが自分の解法と答えを言い、それを先生が板書しながら、全員が理解できるように支援していたことです。こうした方法を積み重ねながら、やがては子どもたち自身が黒板に出てきて説明できるようになります。こうした積み上げが大切なのです!

もう一つ、この授業の特徴として、一人一人全員が板書されたどの考えに該当するのかを手を挙げさせて明らかにし、ネームプレートを黒板に貼って明示しました。こうすることにより、全体の学習に全員が主体的に関わることができるようになるだけでなく、どの考えにも属さない子どもの解法を聞くことにより、まだ発表されていなかった考えを全員で共有することができます。今回も、2種類のさくらんぼ計算を全員で共通理解することができました。

本時の学習のまとめですが、とても優れていたのは5種類出された解法の共通点を見つけ、それが割り算の筆算の考え方の基になるようにしていたことです。こうした学習をした後、筆算のやり方を学習すると、その計算の一つ一つの手順の意味を子どもたちは理解できます。そして、今日の学習を通して、子どもたちは自分の考えを持つ大切さやその考えを人に伝えることの楽しさも学ぶことができました。

素晴らしい主体的・対話的で深い学びを指導した布施先生と、それに応えてレベルの高い学習をした4年2組の子どもたちに大きな拍手を送ります!!